東京都は17日、大規模地震発生による建物倒壊や火災などの危険度について、地域別に5段階で評価した「危険度ランク」を改定した。丁目単位の5133地域のうち、最も危険度が高い「5」とされたのは1.6%に当たる84地域。23区東部の荒川や隅田川沿いの老朽木造住宅が密集するエリアが中心となった。都は、建物の耐火・耐震化や、地震でも寸断されない道路整備などに力を入れる方針だ。

 危険度ランクの改定は2008年2月以来約5年半ぶりで、東日本大震災後は初めて。今回は大震災の教訓を踏まえ、新たに、細い路地での避難や消火、救助活動が困難な度合いを考慮したほか、液状化のリスクをより厳密に反映させた。